【テルアビブ/イスラエル 19日 AFP】ロバート・ゲーツ(Robert Gates)米国防長官は18日、バグダッドの連続爆弾テロでおよそ200人が死亡した事件を受けテルアビブ(Tel Aviv)で記者会見し、米国が2か月前に開始したバグダッドの武装勢力掃討作戦を当面継続する意向を表明した。

■「米国への反発は承知している」

 ゲーツ長官は中東地域におけるイランの影響力拡大を阻止するため、イラク政府への支持を求めて中東各国を歴訪中。

 イラクで爆弾テロが相次ぐ中、同長官はエジプト・カイロ(Cairo)の米商工会議所でスピーチを行い、「米国の中東政策に反発があることは承知しているが」、イラクの無政府状態は中東地域全体の治安と繁栄に悪影響を及ぼす可能性があると警告した。

■「イラン核問題は外交的解決を」

 ゲーツ長官は中東歴訪3番目の訪問国イスラエルに入り、テルアビブ到着後直ちに同国のアミール・ペレツ(Amir Peretz)国防相と会談した。米国防長官のイスラエル訪問は7年ぶり。

 ゲーツ長官はペレツ国防相との会談後、イラン政府が民生目的と主張し推進している核開発の問題を解決するためには外交的手段が望ましいと述べた。

 写真は18日、テルアビブの国防省で記者会見するゲーツ米国防長官。(c)AFP/JACK GUEZ