【ワシントンD.C./米国 18日 AFP】米連邦議会民主党は17日、イラク政策への緊急支出法案を次週までに大統領に提出すると発表した。これによりジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領の拒否権行使の可能性が高くなった。ハリー・リード(Harry Reid)民主党院内総務は「次週には提出できるようにしたい」と記者団に対して述べた。

 議会上下両院は1200億ドル(約14兆3000億円)のイラク追加予算の支出を、米軍撤退期限の設定を条件に承認する法案をすでに可決している。民主党指導部は衝突を回避する最後の手段として18日、ブッシュ大統領と会談する。

 米国防総省によると、イラクとアフガニスタンの軍事作戦予算は数週間以内に底をつく。一方ブッシュ政権は、撤退の期限設定を義務づける法案には拒否権を行使する立場を明らかにしている。

 写真は15日、北部モスル(Mosul)での米軍とイラク治安部隊による武装勢力共同掃討作戦中の女性米軍兵士。(c)AFP/Mauricio LIMA