【アンマン/ヨルダン 18日 AFP】ロバート・ゲーツ(Robert Gates)米国防長官は17日、首都アンマン(Amman)でアブドラ・ビン・フセイン国王(King Abdullah II)と会談し、イラク、イラン両国情勢およびアラブ-イスラエル間の和平プロセスなどについて協議した。

 ゲーツ長官はイラク政府への支持獲得と中東全体に影響力を拡大しているイランに対抗する目的で中東諸国を歴訪中で、最初の訪問国ヨルダンには16日に到着している。

 イラン問題について両者は、イラン政府の態度を変化させるには「外交、経済両面における圧力強化」が最も有効との考えで一致。イラク情勢に関しては、同国の現状と情勢改善の方策について協議している。

 ゲーツ長官は「中東諸国は、イラク政府が国民全体を代表していると確信できずにいるようだ」との認識を示したが、近隣諸国からの支援強化によりイラク政府の立場が強まると訴えた。

 一方、ヨルダン政府の声明によると、アブドラ国王はゲーツ長官に対し「パレスチナ、イスラエル紛争の解決を通じた中東和平推進の重要性」を伝えたという。

 写真は同日、アンマンで会談したゲーツ長官(左)とアブドラ国王(右)。(c)AFP/YOUSSEF ALAN