サドル師派6閣僚が正式辞任へ、米軍撤退期限設定を要求 - イラク
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【バグダッド/イラク 16日 AFP】シーア派(Shiite)の強硬派指導者ムクタダ・サドル(Moqtada al-Sadr)師の一派は16日にバグダッドで記者会見を開き、前日の予告通り、連立政権入りしている同派の閣僚らを一斉に辞職させると正式に発表した。
サドル師派は、275議席の連邦議会で32議席を占め、ヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)政権には6人が入閣している。他の議員らと共に会見したNassar al-Rubaie議員によると、サドル師派は、米軍主導の多国籍軍のイラク撤退期限を定めるよう求めており、一斉辞職はその要求の一環。辞職するのは閣僚のみで、連邦議会に議席を持つ同派議員らは、これまでどおり議会に留まる。
写真は南部の都市バスラ(Basra)で16日、「知事=誠実性=腐敗」と書かれた横断幕を掲げ、州知事の汚職に抗議し辞任要求デモをする人々。(c)AFP/ESSAM AL-SUDANI
サドル師派は、275議席の連邦議会で32議席を占め、ヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)政権には6人が入閣している。他の議員らと共に会見したNassar al-Rubaie議員によると、サドル師派は、米軍主導の多国籍軍のイラク撤退期限を定めるよう求めており、一斉辞職はその要求の一環。辞職するのは閣僚のみで、連邦議会に議席を持つ同派議員らは、これまでどおり議会に留まる。
写真は南部の都市バスラ(Basra)で16日、「知事=誠実性=腐敗」と書かれた横断幕を掲げ、州知事の汚職に抗議し辞任要求デモをする人々。(c)AFP/ESSAM AL-SUDANI