【ベルリン/ドイツ 15日 AFP】独・米ダイムラークライスラー(DaimlerChrysler)は、クライスラー部門の売却について、一部のみの売却計画であることを発表した。16日発売の独週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)が伝えた。

 同誌によると、ダイムラークライスラーのディーター・ツェッチェ(Dieter Zetsche)社長は、クライスラー部門を分社化して、その株式の過半数を売却するが、ダイムラーが一部出資することを検討しているという。また、情報筋は明らかにしていないが、ツェッチェ社長はダイムラークライスラーの有名ブランド、メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)とクライスラーの協力関係は継続させる意向だとも報じている。

 クライスラー部門の売却先は、カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナル(Magna International Inc)、米投資ファンドのブラックストーン(Blackstone)・グループ、およびサーベラス・キャピタル・マネジメント(Cerberus Capital Management)の3社が有力と見られている。

 ダイムラークライスラーは4日、クライスラーの「売却先候補」と交渉中であることを明らかにしていた。

 写真は、米フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)のディーラーで撮影されたクライスラーのロゴ(2007年2月14日撮影)。(c)AFP/ROBERT SULLIVAN