マイクロソフトがアップルをけん制、「プレーヤー不振は音楽業界の問題」 - 東京
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【東京 12日 AFP】来日中の米マイクロソフト(Microsoft)のブラッド・スミス(Brad Smith)最高法務責任者(CLO)は12日、オンラインで購入した楽曲の再生が可能なプレーヤーを制限するセキュリティ・ソフトウェア、「デジタル著作権管理システム (Digital Rights Management、DRM) 」の使用中止を米アップル(Apple)が提唱している問題について、「アップルはレコード会社に苦情を述べすぎるべきではない」とけん制した。
スミスCLOは報道陣に対し、アップルは音楽プレーヤー「iPod」をすでに十分販売していると釘を刺した上で、「iPodの販売業績を音楽業界のせいにして非難だけすることが的確だとは思わない。わたしから見れば、アップルの業績は極めてよい。停滞気味なのは、音楽コンテンツ全体の売れ行きだと思う」と述べた。
アップルのスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)CEOは2月、レコード会社らに対し、異なるタイプのMP3プレーヤーによるダウンロード音源の再生を不可能にするソフト、DRMの使用を止め、再生規制をなくすよう要請し、論議を呼んだ。
英レコード会社大手のEMIは前週、アップルの運営する音楽配信サイト「iTunes」との提携の一環として、コールドプレイ(Coldplay)やマドンナ(Madonna)ほか人気アーティストの楽曲を、複製に対する保護をかけずに配信する意向を発表した。
■コンテンツの供給方法、「提供者が決めるべき」
スミスCLOによると、マイクロソフトも前年販売を開始した同社の携帯プレーヤー「Zune」で同様のサービスを検討するとしている。Zuneのデビューに対する消費者の反応は今ひとつ芳しくなかった。
「ジョブス氏の要請ほど極端になるつもりはないが、(携帯プレーヤーの販売)不振は音楽業界の側の問題だと思う。根本的には、音楽を作る側とその著作権保持者に、作品の供給方法について自らで決定する機会が与えられるべきだろう」
ビニール盤のレコードからCDへの移行が爆発的に進んだ1990年代以降、海賊版や不正ダウンロードといったコンテンツ複製問題も加わり、ここ数年の音楽業界はCDの売れ行き不振に悩まされている。
写真は12日、来日し東京で記者会見したマイクロソフトのスミスCLO。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO
スミスCLOは報道陣に対し、アップルは音楽プレーヤー「iPod」をすでに十分販売していると釘を刺した上で、「iPodの販売業績を音楽業界のせいにして非難だけすることが的確だとは思わない。わたしから見れば、アップルの業績は極めてよい。停滞気味なのは、音楽コンテンツ全体の売れ行きだと思う」と述べた。
アップルのスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)CEOは2月、レコード会社らに対し、異なるタイプのMP3プレーヤーによるダウンロード音源の再生を不可能にするソフト、DRMの使用を止め、再生規制をなくすよう要請し、論議を呼んだ。
英レコード会社大手のEMIは前週、アップルの運営する音楽配信サイト「iTunes」との提携の一環として、コールドプレイ(Coldplay)やマドンナ(Madonna)ほか人気アーティストの楽曲を、複製に対する保護をかけずに配信する意向を発表した。
■コンテンツの供給方法、「提供者が決めるべき」
スミスCLOによると、マイクロソフトも前年販売を開始した同社の携帯プレーヤー「Zune」で同様のサービスを検討するとしている。Zuneのデビューに対する消費者の反応は今ひとつ芳しくなかった。
「ジョブス氏の要請ほど極端になるつもりはないが、(携帯プレーヤーの販売)不振は音楽業界の側の問題だと思う。根本的には、音楽を作る側とその著作権保持者に、作品の供給方法について自らで決定する機会が与えられるべきだろう」
ビニール盤のレコードからCDへの移行が爆発的に進んだ1990年代以降、海賊版や不正ダウンロードといったコンテンツ複製問題も加わり、ここ数年の音楽業界はCDの売れ行き不振に悩まされている。
写真は12日、来日し東京で記者会見したマイクロソフトのスミスCLO。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO