「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」、ついに映画化 - 東京
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★4月14日(土)全国公開。
【東京 13日 AFP BB News】原作はリリー・フランキーが亡き母への思いを中心に、親と子、社会と個人、時代によって変わるものと変わらぬものの姿を、真っ正直に綴った自伝小説。ご存じの通り、2005年6月に出版されるや「泣ける」「号泣した」という評判が評判を呼び、200万部を超えるベストセラーとなった作品。その映画化には多くの人々の熱い思いが、やはり従来の枠を超え、壁を超えて結集した。
オカンの若き日を、本格的な演技はこれが初挑戦となる内田也哉子が演じていることも話題を呼んでる。樹木希林の実の娘である内田也哉子が母自身を演じることによって、映画に、奇跡的な本物の親子のぬくもりが加わった。
オカンとボクにつかず離れず、飄々と生きる"オトン"には実力派の名優、小林薫。若き日から妻に先立たれる日まで、いつも自分の居場所を見つけにくい日本の父の切なさを、独特の存在感で絶妙に演じている。
ボクの恋人ミズエ役には平成の本格派女優、松たか子。オカンとボクの絆をそっと見守る重要な役どころを、繊細なニュアンスで演じている。そのほか、ベテラン、新人、メジャー、アンダーグラウンドを問わず、「まさかこの人が」という豪華でユニークな顔ぶれが続々登場するのも映画の見どころのひとつ。この作品に共鳴する多彩な人々が垣根を越えて集まり、小さな役に至るまでミラクルなキャスティングが実現した。
脚本は劇作家、演出家の松尾スズキ。原作者リリー・フランキーと同世代で、同郷の北九州出身でもある彼は、他人の原作を他人の監督作品のために脚色するという異例の依頼を快諾。昭和の筑豊の炭坑町で育った少年が、平成の東京タワーの下で母を看取る原作の精神を正しく理解し、原作のディテールの魅力を損なうことなく、映画脚本として巧みに再構築している。エンディングに深い余韻を残すのは、福山雅治がヒューマンな愛を歌う主題歌「東京にもあったんだ」。かねてからリリー・フランキーの大ファンと公言する福山が、映画のために書き下ろした感動のバラード。
昭和から平成へ、泣いたり笑ったり、ぐるぐると迷い続けて生きる日本人の真ん中に立ってきた東京タワー。「ただ、そこにいる人間を描きたかった」と言い切る松岡錠司監督は、人と風景の佇まいに、日本映画が本来持っている豊かな心を描き出した。「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」は立派な偉人の物語ではなく、数奇な運命のドラマでもない。普通の人がただ普通に生きることの難しさと、情けなさと、おかしさと、素晴らしさを、しっかり地に足をつけて見つめ直した映画。東京タワーに見守られたこの国で暮らす、すべての普通の人に捧げる映画だ。
写真は、映画のワンシーン。(C)AFP BB News/2007「東京タワー~o.b.t.o.」製作委員会
★4月14日(土)全国公開。
オカンの若き日を、本格的な演技はこれが初挑戦となる内田也哉子が演じていることも話題を呼んでる。樹木希林の実の娘である内田也哉子が母自身を演じることによって、映画に、奇跡的な本物の親子のぬくもりが加わった。
オカンとボクにつかず離れず、飄々と生きる"オトン"には実力派の名優、小林薫。若き日から妻に先立たれる日まで、いつも自分の居場所を見つけにくい日本の父の切なさを、独特の存在感で絶妙に演じている。
ボクの恋人ミズエ役には平成の本格派女優、松たか子。オカンとボクの絆をそっと見守る重要な役どころを、繊細なニュアンスで演じている。そのほか、ベテラン、新人、メジャー、アンダーグラウンドを問わず、「まさかこの人が」という豪華でユニークな顔ぶれが続々登場するのも映画の見どころのひとつ。この作品に共鳴する多彩な人々が垣根を越えて集まり、小さな役に至るまでミラクルなキャスティングが実現した。
脚本は劇作家、演出家の松尾スズキ。原作者リリー・フランキーと同世代で、同郷の北九州出身でもある彼は、他人の原作を他人の監督作品のために脚色するという異例の依頼を快諾。昭和の筑豊の炭坑町で育った少年が、平成の東京タワーの下で母を看取る原作の精神を正しく理解し、原作のディテールの魅力を損なうことなく、映画脚本として巧みに再構築している。エンディングに深い余韻を残すのは、福山雅治がヒューマンな愛を歌う主題歌「東京にもあったんだ」。かねてからリリー・フランキーの大ファンと公言する福山が、映画のために書き下ろした感動のバラード。
昭和から平成へ、泣いたり笑ったり、ぐるぐると迷い続けて生きる日本人の真ん中に立ってきた東京タワー。「ただ、そこにいる人間を描きたかった」と言い切る松岡錠司監督は、人と風景の佇まいに、日本映画が本来持っている豊かな心を描き出した。「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」は立派な偉人の物語ではなく、数奇な運命のドラマでもない。普通の人がただ普通に生きることの難しさと、情けなさと、おかしさと、素晴らしさを、しっかり地に足をつけて見つめ直した映画。東京タワーに見守られたこの国で暮らす、すべての普通の人に捧げる映画だ。
写真は、映画のワンシーン。(C)AFP BB News/2007「東京タワー~o.b.t.o.」製作委員会
★4月14日(土)全国公開。