【ロンドン/英国 11日 AFP】 物静かで賢いというイメージのあるフクロウだが、ヨーロッパコノハズク(European Scops Owls)も人間と同じように攻撃的になることがあるという研究結果が発表された。

 10日付けの英ガーディアン紙(Guardian)によると、英国とフランスの合同研究チームはフランス西岸沖のオレロン(Oleron)島で、縄張りを持つオス17羽の鳴き声を録音、分析した。100件のサンプルを分析したところ、オスのヨーロッパコノハズクはライバルを威嚇するために低い鳴き声を出すことが分かった。

 また、フクロウの鳴き声には体重が重いほど低くなる傾向があることが判明した。そこで、すでに縄張りを持っていたフクロウに録音したサンプルを聞かせたところ、高めの鳴き声を聞いたフクロウは、攻撃的に聞こえるよう低めの鳴き声を出すことが明らかになった。

 ヨーロッパコノハズクはフクロウの中で最も小さい部類に属するが、研究チームは低い声で鳴くのは縄張りに入った他のオスを追い出すためと考えている。

 写真はフクロウ(2006年8月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/DDP/DAVID HECKER