【マニラ/フィリピン 10日 AFP】消防当局の発表によると、首都マニラ(Manila)のスラム街、ナボタス(Navotas)で10日に発生した火災で2人が死亡、少なくとも3000人が家を失った。マニラのスラム街では7日にも火災が発生したばかり。

 消防当局は、マニラ湾(Manila Bay)に面したナボタス漁港に建てられた民家で無人のまま放置されたオイルランプが火災の原因とみている。同地域には不用品の薄鋼板、ベニヤ板、プラスチックおよびボール紙を組み合わせて建てた民家が立ち並んでいたが、10日の火災で最低でも400軒が焼失したとみられる。

 火災発生から数時間後には、焼け跡から持ち出せるものを探そうと、住民らがくすぶる灰をふるいにかける光景が見られた。

 汚染された水路付近や貧しい地域に建てられた不潔な小屋に大勢の住民がすし詰め状態で暮らすマニラのスラム街では、火災が頻発している。7日には、マンダルーヨン市 (Mandaluyong City)で火災が発生し、1000家族以上が家を失った。

 写真は10日、焼け跡の灰の中から持ち出せるものを探す住民。(c)AFP /Jay DIRECTO