イラクに1000億円の円借款協定 - 東京
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【東京 9日 AFP】日本政府は9日、来日中のイラクのヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相に対し、8億5000万ドル(約1014億円)の円借款供与に合意し、両者は借款協定に調印した。日本側は、世界第3位の埋蔵量を誇るイラクの原油生産の再興に期待している。日本からの低金利借款は、米軍侵攻による4年前のサダム・フセイン(Saddam Hussein)政権崩壊後、荒廃している石油輸出施設の復旧支援に活用されるとみられる。写真は9日、円借款協定の調印式と立ち合う高官ら。後列中央ラファ・エサウィ(Rafaa al-Esawi)国務相(外務担当)、同右は麻生太郎外相。前列ガーニム・アルジュマイリ(Ghanim al-Jumaily)駐日イラク大使(左)、門司健次郎駐イラク大使(右)。(c)AFP/Shizuo Kambayashi