宗派間抗争で、40人以上が死亡 - パキスタン
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【ペシャワル/パキスタン 8日 AFP】アフガニスタン国境に近い北部の部族地域パラチナル(Parachinar)で6日、イスラム教スンニ派とシーア派の住民による武力衝突が発生し、2日間で約40人が死亡、70人以上が負傷した。アフガニスタン国境周辺の部族地域で治安維持にあたる安全当局幹部、Arif Habib氏および現地治安当局が7日に伝えた。
■当局は軍に治安維持を要請
北西辺境州(North West Frontier Province)にある人口7万人の町、パラチナルでは、スンニ派とシーア派の宗派間対立が繰り返されてきた。今回の衝突を受けて当局は6日、パラチナルに夜間外出禁止令を発令し、治安回復にあたるよう軍の派遣を要請した。鎮圧にあたる兵士らには、暴力行為を行う者を見つけ次第銃撃する許可が与えられており、パラチナル地方政府高官のSahibzada Anees氏によれば、軍は武装ヘリコプターを使用して町を巡視しているという。
当局者の話によると、7日早朝にロケット弾が民家に着弾し、女性2人と子ども4人を含む14人が死亡している。
武力衝突が発生したきっかけについてAnees氏は「前週開催された宗教上の集会の最中にスンニ派住民らが反シーア派のスローガンを叫んだことに抗議して、シーア派住民が6日、モスク周辺でデモを実施した。その後武力衝突に発展した」と語っている。
国内では、国民1億6000万人の大部分がスンニ派で占められ、シーア派が占める割合は約20%。だが、パラチナルではこれが逆転し、シーア派住民が多数派となっている。
1980年代後半以降の同抗争による死亡者数は4000人以上にのぼる。2006年には、スンニ派とシーア派による宗派間抗争で約20人が死亡している。
■南ワジリスタンでは地元部族と外国人武装勢力の戦闘続く
一方、パラチナルから約180キロメートル離れた部族地域、南ワジリスタン(South Waziristan)地区では、地元部族と国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系外国人武装勢力の間で戦闘が続いており、過去3週間で250人以上が死亡している。死亡者の多くは、ウズベキスタン人およびチェチェン人とみられる。
写真は7日、ラホール(Lahore)でデモを実施し、パラチナルの武力衝突に抗議するImamia Students Organisation(ISO)の シーア派の学生。(c) AFP/Arif ALI
■当局は軍に治安維持を要請
北西辺境州(North West Frontier Province)にある人口7万人の町、パラチナルでは、スンニ派とシーア派の宗派間対立が繰り返されてきた。今回の衝突を受けて当局は6日、パラチナルに夜間外出禁止令を発令し、治安回復にあたるよう軍の派遣を要請した。鎮圧にあたる兵士らには、暴力行為を行う者を見つけ次第銃撃する許可が与えられており、パラチナル地方政府高官のSahibzada Anees氏によれば、軍は武装ヘリコプターを使用して町を巡視しているという。
当局者の話によると、7日早朝にロケット弾が民家に着弾し、女性2人と子ども4人を含む14人が死亡している。
武力衝突が発生したきっかけについてAnees氏は「前週開催された宗教上の集会の最中にスンニ派住民らが反シーア派のスローガンを叫んだことに抗議して、シーア派住民が6日、モスク周辺でデモを実施した。その後武力衝突に発展した」と語っている。
国内では、国民1億6000万人の大部分がスンニ派で占められ、シーア派が占める割合は約20%。だが、パラチナルではこれが逆転し、シーア派住民が多数派となっている。
1980年代後半以降の同抗争による死亡者数は4000人以上にのぼる。2006年には、スンニ派とシーア派による宗派間抗争で約20人が死亡している。
■南ワジリスタンでは地元部族と外国人武装勢力の戦闘続く
一方、パラチナルから約180キロメートル離れた部族地域、南ワジリスタン(South Waziristan)地区では、地元部族と国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系外国人武装勢力の間で戦闘が続いており、過去3週間で250人以上が死亡している。死亡者の多くは、ウズベキスタン人およびチェチェン人とみられる。
写真は7日、ラホール(Lahore)でデモを実施し、パラチナルの武力衝突に抗議するImamia Students Organisation(ISO)の シーア派の学生。(c) AFP/Arif ALI