【北京/中国 4日 AFP】中国では5日、祖先の墓参りを行う伝統的な祭日「清明節(Tomb Sweeping Festival)」を迎える。しかし、2007年の清明節には、多数のインターネット・ユーザーがお手軽な「オンライン墓参り」を行うことになりそうだ。

 複数存在する「オンライン墓参り」のウェブサイトの大半は、公共墓地が立ち上げたもの。簡単なメッセージを送ることから電子版のお香を焚くことまで、通常の墓参りで行うすべての活動がインターネットを通じて行えるようになっているという。

 4日付けの国営北京新聞(Beijing News)によると、これまで少なくとも計500万人が、「オンライン墓参り」サイトにアクセスし、墓参りをすませているという。

 中国では清明節の日になると人々が大挙して墓参に訪れ、墓に多数の供え物をささげ、祖先の霊を供養する。そのため、例年この日は墓参に向かう人々の車で深刻な交通渋滞が発生していいる。この渋滞を緩和するため、中央政府は今年から「オンライン墓参り」を奨励しているという。

 北京新聞によると「オンライン墓参り」が急増した主な原因は、自分の祖先よりも、歴史的な偉人たちに敬意を表する人が増えたためとみられている。 

 清明節の墓参りは、通常、2週間前から行われる。

 写真は4日、上海のLonghua Revolutionary Martyr墓地にある祖先の墓を訪れた人々。(c)AFP/Liu JIN