【ホニアラ/ソロモン諸島 3日 AFP】現地警察の幹部が3日に語ったところによると、ソロモン諸島西部を襲った津波と大地震では少なくとも20人が死亡し、多数の行方不明者が出ている。

 警察当局のPeter Marshall氏は「現在のところ死亡が確認されたのは約20人だが、各地の情報が入ってくるに従い、おそらく今日にもこの数字は増えるだろう」と語った。

 また、国内で多くの村を破壊し、ソロモン諸島西部の町をも襲った津波を引き起こしたマグニチュード8.0の地震と津波で、「より多くの」人々が行方不明になっているとした。

 オーストラリアのスカイニュース(Sky news)は、震源地から45キロしか離れていないギゾ島(Gizo)の町では地震で数百人が行方不明となったあと、さらに津波に襲われたと伝えた。

 Marshall氏は「死亡者は多数の村が被害を受けたギゾ島で多く発生している」と述べた。人口約2万人の同島はスキューバライビング愛好者に人気がある。

 2日遅くの時点で、当局は死亡者について少なくとも15人と推定していた。

 このほか、警察当局が3日に明らかにしたところによると、今回の地震で、13の村から被害を受けたとの報告が出されている。

 地震発生後の津波を受け、2日に非常事態が宣言され、被害状況も徐々に報告されはじめているもよう。

 警察の広報官Mick Spinks氏は「被災した村では事実上、すべての家が破壊された」と述べている。

 写真は2日、ホニアラで救援物資や飲料水を運ぶ警察官。(c)AFP/SOLOMON STAR