【バチカン 3日 AFP】先代のローマ法王ヨハネ・パウロ2世(John Paul II)の死去から2年を迎えた2日、ローマでは、聖人の前段階である福者にヨハネ・パウロ2世を列するための儀式が行われ、前法王は聖人へと一歩近づいた。

 福者、聖人に認められるには大抵の場合、当人の死後、その人への祈りによる医学的に説明不可能な奇跡が起きる事が必要とされ、またその検証に長期の手続きを要する。今回は亡くなった前法王への祈りで、パーキンソン病が治癒したとする仏修道女のMarie-Simon-Pierre(45)さんが現れ、奇跡とみなされた。前法王は、自身もパーキンソン病により死去しているため、なおのこと聖人への即時認定対象であるとする声がポーランドのカトリック教徒らを中心にあがっている。

 ポーランドのレフ・カチンスキ(Lech Kaczynski)大統領はイタリアの通信社、ANSAに対し前法王が2010年までに聖人に認定されるのは間違いないと語った。

 写真は同日、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の写真が貼られた横断幕を掲げる男性。(c)AFP/VINCENZO PINTO