【バグダッド/イラク 3日 AFP】北部の油田都市キルクーク(Kirkuk)のクルド人が多数住むRahimawa地区で2日、小麦粉の輸送運搬を装ったトラックが、一緒に積んでいた爆発物を爆発させる自爆テロが発生し、12人が死亡した。一方でバグダッドの北部でも同日、スンニ(Sunni)派の武装組織によって、シーア(Shiite)派の労働者21人が殺害されている。

 爆発は警察署の外で発生。付近には小学校があり、Abdullah Mahmud医師によると、警察官1人と女性2人、また9人の子ども(うち8人は女子生徒)が巻き込まれ犠牲となった。負傷者は178人で、多くは小学校の生徒と付近の住民たちだった。事件当時、警察署には米軍兵士たちが訪問していた。警察署長が伝えた。

 一方、米・イラク軍合同による武装勢力掃討作戦が実施されている首都バグダッドの北部では、スンニ派の武装組織によるものと思われる襲撃があり、シーア派の労働者21人が殺害された。また一緒に居た6人のクルド人も現場から連れ去られ、行方不明となっている。21人は、前週60人が自爆テロで死亡した、バグダッドのShorja市場で働いていた。

 事件当時、同労働者たちは3台のミニバスに乗車していたが、バグダッドから郊外のディヤラ(Diyala)へと向かう通りで同組織の待ち伏せを受けた。ディヤラは現在、バグダッドに次いで2番目に最も危険な地域とされている。

 写真は同日、キルクークの病院で手当てを受ける少女。(c)AFP/MARWAN IBRAHIM