【東京 2日 AFP】1974年のオランダ・ハーグ(Hague)のフランス大使館占拠事件および、1977年の日本航空機ハイジャック事件に関与したとして、前月30日に無期懲役の判決を受けた元日本赤軍メンバー、西川純被告(56)が2日、判決を不服とし控訴した。裁判所職員が明らかにした。

 日本赤軍のメンバー3人は1974年9月、ハーグのフランス大使館を占拠。大使をはじめ10人を人質にとり、フランス国内に収監されていた過激派の解放を要求した。同事件では警察官2人が銃撃され、重傷を負った。

 また、1977年のハイジャック事件で西川被告は、4人の日本赤軍メンバーとともに日航機を乗っ取り、乗客・乗員を7日間にわたって人質にとった。

 前週の判決によると、銃と手榴弾で武装した犯行グループは、パリ発東京行きの旅客機をインド洋上でハイジャック。同機をバングラデシュのダッカ(Dhaka)に強制着陸させ、人質の身代金として600万ドルを受け取ったほか、日本国内の刑務所に収監されていた左翼活動家3人を釈放させることにも成功した。

 その後、ハイジャック犯らはアルジェリアに逃亡したのち、潜伏。西川被告は1997年、ボリビアから国外退去処分で帰国した際、逮捕された。

 写真は、成田空港に到着し逮捕された当時の西川被告(1997年11月18日撮影)。(c)AFP/KAZUHIRO NOGI