【ラマラ/パレスチナ自治区 1日 AFP】欧州連合(EU)議長国ドイツのアンゲラ・メルケル首相は1日、ラマラ(Ramallah)でマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)パレスチナ自治政府議長と、続いてエルサレム(Jerusalem)でエフド・オルメルト(Ehud Olmert)イスラエル首相と相次いで会談した。この中でメルケル首相は両首脳に対し、行き詰まっている和平プロセスを復活させる貴重な機会を逸しないよう要請した。

 メルケル首相は、前週リヤド(Riyadh)で開催されたアラブ連盟(Arab League)の首脳会議で、5年前に採択された包括的中東和平案の再生が提示されたことに言及し、「中東はこの機運を最大限に生かさなくてはならない」と述べた。

 また、エルサレムのヘブライ大学(Hebrew University)で名誉博士号を授与された後、ドイツ語で講演。「われわれは、事態が動き始めているという感触を抱いている。今はよい機会だ。現状を打破する合意に至る現実的な可能性があり、われわれはその可能性をつかまなくてはならない」と述べた。

 写真は1日、オルメルト首相と共同記者会見を行うメルケル首相(左)。(c)AFP/RONEN ZVULUN