【東京 1日 AFP】伊藤忠商事が米国での天然ガス開発事業に約1000億円を投資することが明らかになった。日経新聞が1日報じた。

 2007年の投資予定額は250億円。3月30日に権益を取得したメキシコ湾(Gulf of Mexico)の15のガス田などに投資される。情報源については明らかにされていない。

 2010年まで行われる投資は、米国が石油への依存を弱め代替エネルギーとしての天然ガスの利用を促進していることを意識したものだ。15のガス田の権益は米中堅開発会社レンジ・リソーシーズ(Range Resouces)から子会社2社を買収し取得したもので、権益の割合はそれぞれ10%から49%だという。

 伊藤忠商事は、天然ガスを米国の電力会社や化学メーカー、自社発電装置を持つ企業などに、同社のガス生産施設からパイプラインを通じて提供することを計画している。
伊藤忠は、この件に関しAFPの取材には応じていない。
 
 ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領は1月の一般教書演説で、ガソリン消費量を削減し米国の戦略的原油備蓄量を2倍にすると発表していた。

 写真はメキシコ湾で、天然ガスの採掘作業が行われているジャック2号の全景(2006年9月8日撮影)。(c)AFP/Devon Energy Corporation