【ジャカルタ/インドネシア 29日 AFP】インドネシア保健省は29日、高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)の検査で陽性とされた2人が死亡したと発表した。

 同省の鳥インフルエンザ情報センターのRunizar Ruesin局長によると、うち1人はスマトラ島の病院で、もう1人は首都ジャカルタ市内の陸軍病院で、それぞれ死亡した。両者とも1回目の鳥インフルエンザウイルス検査で陽性とされており、確認のために現在2回目の検査が行われているという。

 世界保健機関(World Health Organization、WHO)は今回の死者2人を当局の記録に加えるため、インドネシアに対し両者から採取した鳥インフルエンザ・ウイルスの検体の提供を要請している。

 検査の結果、2人が高病原性鳥インフルエンザの感染により死亡したことが確認された場合、同国のH5N1型ウイルスの死亡者は71人にのぼり、世界最多記録をさらに更新することになる。

 写真はデンパサール(Denpasar)の市場で22日、ニワトリを集める商人。(c)AFP/Sonny TUMBELAKA