米露両国首脳が電話会談 - ロシア
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【モスクワ/ロシア 29日 AFP】ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は28日、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領と電話会談し、米国が配備を計画している欧州ミサイル防衛システムへの懸念を表明するとともに、セルビア・コソボ自治州の独立に反対する立場を強調した。クレムリン(Kremlin)が声明で発表した。
■欧州ミサイル防衛システムに懸念
電話会談でプーチン大統領は、ロシア政府がミサイル防衛システムを懸念する理由についてブッシュ大統領に説明。ブッシュ大統領がこの問題で詳細協議を実施する考えを示し、米ロ両国が共通利害を持つ安全保障分野で協力する意向を表明したことから、ロシア政府は声明で「(米側の対応に)満足している」との反応を示した。
米政府はチェコ、ポーランド両国およびアルメニア、アゼルバイジャン、グルジアのうち1か国の計3か国にミサイル防衛システム関連施設の建設計画を発表。ロシア政府はこの計画に強く反対していた。
米政府は欧州ミサイル防衛システムの目的について、イランや北朝鮮などの「ならず者国家」からの攻撃に備えるためとし、標的がロシアでないことを繰り返し強調している。
■コソボ自治州の取り扱いでセルビアの意向尊重を
セルビア・コソボ自治州の取り扱いについては、セルビア政府の意向に反する決定を強制しないようブッシュ大統領に要請。
クレムリンの声明によるとプーチン大統領は「セルビア、コソボ双方が受け入れ可能な解決策を模索し、いかなるシナリオも両当事者に押しつけることがあってはならない」との原則的立場を再度表明した。
国連安全保障理事会(UN Security Council)の常任理事国であるロシアは、マルッティ・アハティサーリ(Martti Ahtisaari)国連事務総長特使が推進するコソボ自治州の独立計画に対してたびたび反対する姿勢を示してきた。
コソボ自治州の取り扱いを巡るアハティサーリ特使の仲介案は安保理で翌4月に協議され、同州の最終地位が確定する予定となっている。
ロシア外務省は27日、「コソボ自治州の独立は欧州の安定にとって深刻かつ重大な事態を招く」と懸念する声明を発表していた。
写真は、クレムリンの執務室で電話するプーチン大統領(2006年12月4日撮影)。(c)AFP/ITAR-TASS/DMITRY ASTAKHOV
■欧州ミサイル防衛システムに懸念
電話会談でプーチン大統領は、ロシア政府がミサイル防衛システムを懸念する理由についてブッシュ大統領に説明。ブッシュ大統領がこの問題で詳細協議を実施する考えを示し、米ロ両国が共通利害を持つ安全保障分野で協力する意向を表明したことから、ロシア政府は声明で「(米側の対応に)満足している」との反応を示した。
米政府はチェコ、ポーランド両国およびアルメニア、アゼルバイジャン、グルジアのうち1か国の計3か国にミサイル防衛システム関連施設の建設計画を発表。ロシア政府はこの計画に強く反対していた。
米政府は欧州ミサイル防衛システムの目的について、イランや北朝鮮などの「ならず者国家」からの攻撃に備えるためとし、標的がロシアでないことを繰り返し強調している。
■コソボ自治州の取り扱いでセルビアの意向尊重を
セルビア・コソボ自治州の取り扱いについては、セルビア政府の意向に反する決定を強制しないようブッシュ大統領に要請。
クレムリンの声明によるとプーチン大統領は「セルビア、コソボ双方が受け入れ可能な解決策を模索し、いかなるシナリオも両当事者に押しつけることがあってはならない」との原則的立場を再度表明した。
国連安全保障理事会(UN Security Council)の常任理事国であるロシアは、マルッティ・アハティサーリ(Martti Ahtisaari)国連事務総長特使が推進するコソボ自治州の独立計画に対してたびたび反対する姿勢を示してきた。
コソボ自治州の取り扱いを巡るアハティサーリ特使の仲介案は安保理で翌4月に協議され、同州の最終地位が確定する予定となっている。
ロシア外務省は27日、「コソボ自治州の独立は欧州の安定にとって深刻かつ重大な事態を招く」と懸念する声明を発表していた。
写真は、クレムリンの執務室で電話するプーチン大統領(2006年12月4日撮影)。(c)AFP/ITAR-TASS/DMITRY ASTAKHOV