新日鉄、タタ製鉄とインドでの合弁生産へ向け交渉 - 東京
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【東京 27日 AFP】新日本製鉄は経済成長著しいインド市場への参入を目指し、同国の鉄鋼最大手タタ製鉄(Tata Steel)と自動車用鋼板の合弁生産に関する交渉に入った。日経産業新聞が27日に報じた。
新日鉄は、アルセロール・ミタル(Arcelor-Mittal)に次ぐ世界第2位の鉄鋼メーカー。タタ製鉄との合弁生産が実現すれば、インドで現地生産を行う日系鉄鋼メーカー第1号となる。
日経産業新聞によると、新日鉄関係者は「2010年にも日系自動車メーカーに対する鋼板供給を開始する方向でタタ製鉄と交渉中」と話しているという。新日鉄の三村明夫社長は同紙上で「タタ製鉄とインドでの共同事業を幅広く検討しており、自動車用鋼板の共同生産が有力」と語った。一方で、タタのムトゥラマン(B.Muthuraman)社長も新日鉄との協議の先行きについて「楽観視している」との見解を示したとされる。
両社は約500億円を投じて自動車のボディーに使用する薄型鋼板の製造工場を建設する見通し。工場の年産能力は100万トン規模が有力で、建設場所は未定。
急速な経済成長を遂げるインドでは日系自動車メーカーが存在感を強めており、スズキはインド自動車最大手マルチ・ウドヨグ(Maruti Udyog)株式の過半数を取得しているが、現地で自動車を製造する日系メーカーは現在、高級鋼材の大半を日本や韓国からの輸入に大きく依存している。
新日鉄広報担当者は今回の報道についてコメントを発表していない。
鉄鋼業界ではインド生まれの鉄鋼王、ラクシュミ・ミタル(Lakshmi Mittal)氏により設立され、オランダを拠点とするミタル・スチール(Mittal Steel)が、競合するアルセロール(Arcelor)を買収するという大規模買収劇が展開され物議を醸したが、新日鉄はこの買収以来、他社との提携拡大を検討していた。
写真は、ジャルカンド(Jharkhand)州ジャムシェドプル(Jamshedpur)のタタ製鉄の工場(1月30日撮影)。(c)AFP
新日鉄は、アルセロール・ミタル(Arcelor-Mittal)に次ぐ世界第2位の鉄鋼メーカー。タタ製鉄との合弁生産が実現すれば、インドで現地生産を行う日系鉄鋼メーカー第1号となる。
日経産業新聞によると、新日鉄関係者は「2010年にも日系自動車メーカーに対する鋼板供給を開始する方向でタタ製鉄と交渉中」と話しているという。新日鉄の三村明夫社長は同紙上で「タタ製鉄とインドでの共同事業を幅広く検討しており、自動車用鋼板の共同生産が有力」と語った。一方で、タタのムトゥラマン(B.Muthuraman)社長も新日鉄との協議の先行きについて「楽観視している」との見解を示したとされる。
両社は約500億円を投じて自動車のボディーに使用する薄型鋼板の製造工場を建設する見通し。工場の年産能力は100万トン規模が有力で、建設場所は未定。
急速な経済成長を遂げるインドでは日系自動車メーカーが存在感を強めており、スズキはインド自動車最大手マルチ・ウドヨグ(Maruti Udyog)株式の過半数を取得しているが、現地で自動車を製造する日系メーカーは現在、高級鋼材の大半を日本や韓国からの輸入に大きく依存している。
新日鉄広報担当者は今回の報道についてコメントを発表していない。
鉄鋼業界ではインド生まれの鉄鋼王、ラクシュミ・ミタル(Lakshmi Mittal)氏により設立され、オランダを拠点とするミタル・スチール(Mittal Steel)が、競合するアルセロール(Arcelor)を買収するという大規模買収劇が展開され物議を醸したが、新日鉄はこの買収以来、他社との提携拡大を検討していた。
写真は、ジャルカンド(Jharkhand)州ジャムシェドプル(Jamshedpur)のタタ製鉄の工場(1月30日撮影)。(c)AFP