パレスチナとの協議再開で合意 - イスラエル
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【エルサレム/イスラエル 27日 AFP】和平プロセス再開に向けて中東歴訪中のコンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官は27日、訪問先のエルサレム(Jerusalem)で記者会見を開き、イスラエルとパレスチナ自治区の協議再開で合意したことを明らかにした上で、本格的な和平交渉にはまだ機が熟していないとの見解も示した。
■隔週の定期会合で合意
ライス長官によれば、イスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相とパレスチナのマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)自治政府議長が、2週間に1度をめどに定期的に会合を持つことで合意。同長官も両者との協議を「並行して」続けていく意向を示した。さらに、28日に首脳会議を開催するアラブ連盟(Arab League)に対し、2002年にサウジアラビアが打ち出し、アラブ諸国が採択した和平案「ベイルート宣言」に基づき、イスラエルに働きかけるよう訴えた。
両者の協議再開を報告する一方で同長官は、「現時点ではまだ本格的な和平交渉の段階にはない」とし、まずは「両者の信頼醸成を目指し、本格的な交渉の時を待ちたい」と語った。
イスラエル国内の報道と米政府当局によれば、今回の中東歴訪で「中核的問題」についてオルメルト首相とアッバス議長による対話を目指していたライス長官だが、イスラエル側の反対に遭ったため、「協議再開」という成果で手を打ったもようだ。
「中核的問題」に関する対話については、パレスチナ武装グループに拉致されたままのイスラエル兵の解放が果たされていない現状において、そうした対話をアッバス議長と持つことにオルメルト首相が難色を示したと報じられている。同首相はまた、両者の協議を監視しようとする米国側の姿勢にも異論を唱えているとされる。
■「ハマスの第1党奪取がすべてを複雑化」
ライス長官は、欧米がテロ組織と認識するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)が主導するパレスチナ統一政府樹立が、和平プロセスを複雑なものにしたと指摘。イスラエル兵の拉致も、ハマスの武装グループによるものである。
パレスチナ統一政府は、ロシア、国連、EU、米国の4者による中東カルテット(Middle East Quartet)が示した武力放棄、イスラエル承認、過去の和平合意順守といった要求を拒否している。対するイスラエルも、パレスチナ統一政府の承認を拒む姿勢を明らかにしている。
写真は同日、会見に臨むライス長官。(c)AFP/GALI TIBBON
■隔週の定期会合で合意
ライス長官によれば、イスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相とパレスチナのマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)自治政府議長が、2週間に1度をめどに定期的に会合を持つことで合意。同長官も両者との協議を「並行して」続けていく意向を示した。さらに、28日に首脳会議を開催するアラブ連盟(Arab League)に対し、2002年にサウジアラビアが打ち出し、アラブ諸国が採択した和平案「ベイルート宣言」に基づき、イスラエルに働きかけるよう訴えた。
両者の協議再開を報告する一方で同長官は、「現時点ではまだ本格的な和平交渉の段階にはない」とし、まずは「両者の信頼醸成を目指し、本格的な交渉の時を待ちたい」と語った。
イスラエル国内の報道と米政府当局によれば、今回の中東歴訪で「中核的問題」についてオルメルト首相とアッバス議長による対話を目指していたライス長官だが、イスラエル側の反対に遭ったため、「協議再開」という成果で手を打ったもようだ。
「中核的問題」に関する対話については、パレスチナ武装グループに拉致されたままのイスラエル兵の解放が果たされていない現状において、そうした対話をアッバス議長と持つことにオルメルト首相が難色を示したと報じられている。同首相はまた、両者の協議を監視しようとする米国側の姿勢にも異論を唱えているとされる。
■「ハマスの第1党奪取がすべてを複雑化」
ライス長官は、欧米がテロ組織と認識するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)が主導するパレスチナ統一政府樹立が、和平プロセスを複雑なものにしたと指摘。イスラエル兵の拉致も、ハマスの武装グループによるものである。
パレスチナ統一政府は、ロシア、国連、EU、米国の4者による中東カルテット(Middle East Quartet)が示した武力放棄、イスラエル承認、過去の和平合意順守といった要求を拒否している。対するイスラエルも、パレスチナ統一政府の承認を拒む姿勢を明らかにしている。
写真は同日、会見に臨むライス長官。(c)AFP/GALI TIBBON