ベルリン動物園の人気者、パンダ「イェンイェン」が死亡 - ドイツ
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【ベルリン/ドイツ 27日 AFP】前年12月に誕生し、いまや世界的な人気者となったシロクマの「クヌート(Knut)」が23日に一般公開されたベルリン動物園(Berlin Zoo)で、同動物園のもう1頭の人気者である22歳のメスのパンダ「イェンイェン(艶艶)」が26日、おりの中で死んでいるのが見つかった。同動物園の広報担当者が伝えた。
中国語で「美人」を意味するイェンイェンは、1995年に同動物園のバオバオ(宝宝)の花嫁として送られてきた。2世の誕生が期待されたが、子どもは産まれなかった。イェンイェンには病気の兆候は一切みられなかったという。パンダの平均寿命は34歳とされる。ちなみに、パートナーに先立たれたバオバオは26歳で、動物園で飼育されているパンダとしては世界最高齢である。
現在はクヌートの人工飼育に追われているイェンイェンの飼育係は、このニュースに非常に落胆しているという。
写真は生前のYan Yan(2004年3月30日撮影)。(c)AFP/DDP/THEO HEIMANN
中国語で「美人」を意味するイェンイェンは、1995年に同動物園のバオバオ(宝宝)の花嫁として送られてきた。2世の誕生が期待されたが、子どもは産まれなかった。イェンイェンには病気の兆候は一切みられなかったという。パンダの平均寿命は34歳とされる。ちなみに、パートナーに先立たれたバオバオは26歳で、動物園で飼育されているパンダとしては世界最高齢である。
現在はクヌートの人工飼育に追われているイェンイェンの飼育係は、このニュースに非常に落胆しているという。
写真は生前のYan Yan(2004年3月30日撮影)。(c)AFP/DDP/THEO HEIMANN