イリュリア人の海賊船が発見される - ボスニア・ヘルツェゴビナ
発信地:ボスニア・ヘルツェゴビナ
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ボスニア・ヘルツェゴビナ
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【Hutovo Blato/ボスニア・ヘルツェゴビナ 24日 AFP】同国南西部の都市モスタール(Mostar)近郊にある自然公園Hutovo Blato内の湿地約8メートルの深さに、イリュリア人のものとされる船の残がいが沈んでいる。2200年前に沈んだと見られるこの船は、そのデザインからイリュリア人のもので、交易船や海賊船として使用されていたと考えられている。これを発見したサラエボ大学研究チームのSnjezana Vasilj教授によれば、イリュリア人が船に乗っていたことは、ギリシャやローマ時代の歴史文献には記されているが、実物が発見されたのは今回が初めてとのこと。海賊として頻繁に活動していたイリュリア人は、ローマ帝国の支配下に入る以前から、バルカン半島に定住していたことが知られる最初の人類で、その祖先はアルバニア人に当たると考えられている。写真は、沼底に沈んだ船の残がい(2007年3月23日撮影)。(c)AFP/COURTESY OF NERETVA DIVERS CLUB