【メルボルン/オーストラリア 22日 AFP】第12回世界水泳選手権(12th World Swimming Championships)で100メートル、200メートル自由形の2種目に出場するオランダのピーター・ファン・デン・ホーヘンバンド(Pieter van den Hoogenband)は、25日の競泳競技開幕へ向けて記者会見に出席し、意気込みを語った。

■2大会振りの出場

 2005年5月に背中の怪我の手術を受け、モントリオールで行われた前回大会を欠場したファン・デン・ホーへンバンドは、選手生命を脅かす事になった背中の怪我からの回復後、100メートル自由形で48秒を切ることが、世界選手権出場への動機付けになったことを明らかにした。

 ファン・デン・ホーへンバンドは100メートル自由形に関して、「素晴らしいレースになるだろう。多くの素晴らしい選手が出場するので、決勝へ進むだけでもベストを尽くさなければならないだろう」と語り、今大会に関しては「背中の怪我から復活し、昨年の第28回LEN欧州水泳選手権(28th LEN European Swimming Championships)で優勝できたことは嬉しい。今度は世界に私がまだ戦えるということを証明したい」と語った。

■フェルプスとの直接対決へ

 ファン・デン・ホーへンバンドは、200メートル自由形でのマイケル・フェルプス(Michael Phelps)との対決を楽しみにしている。

 フェルプスに関してファン・デン・ホーへンバンドは「イアン(イアン・ソープ、Ian Thorpe)が引退してしまったことは残念だが、世界チャンピオンのマイケルがいる。今のところ私とイアンの2人だけが1分45秒を切ったことがあるが、マイケルは1分45秒を切ることが出来る選手だ。もちろん同じレースに出ることを楽しみにしている」と語った。

■最期の世界選手権

 これまでにオリンピックで3個の金メダルを獲得しているファン・デン・ホーへンバンドだが、世界選手権での優勝経験は無い。また来年の北京五輪を最期に引退する意向であるため、今大会が最後の世界選手権となる。

 自信の引退に関してファン・デン・ホーへンバンドは、「3個のオリンピック金ダルは、私にとって最も特別なものだ。もちろん世界選手権も特別で、今シーズン1番大きな大会なので優勝したい。北京五輪を最期に引退を考えているので今回が最期の世界選手権になると思う。もしかしたらローマでの世界選手権を目指すかもしれないが、可能性は低いと思う」と語った。

 写真は、記者会見に臨むファン・デン・ホーへンバンド。(c)AFP/FRANCOIS-XAVIER MARIT