【パリ/フランス 20日 AFP】シベリア(Siberia)地方のウリヤノフスカヤ(Ulyanovskaya)炭坑で19日に発生した爆発事故は、21世紀になって以来、独立国家共同体地域で起きたものとしては最悪となった。旧独立国家共同体とその周辺地域で2000年以降に発生した炭鉱事故を振り返ると次のようになる。

1. ウクライナ:2000年3月11日、ルガンスク(Lugansk)地方東部の炭坑の地下でガス爆発が発生、炭坑作業員80人が死亡。当局は、「安全規則が遵守されていなかった」と事故原因を説明。

2. ロシア:2007年3月19日、シベリア地方のウリヤノフスカヤ炭坑でガス爆発が起き、少なくとも81人の炭坑作業員が死亡。

3. ウクライナ:2001年8月19日、ドンバス(Donbass)東部で民営のZasyadko炭坑でメタンガス爆発が発生、55人が死亡。

4. ロシア:2004年4月10日、クズバス(Kuzbass)地方のTaizhina炭坑でメタンガス爆発と火災が発生し、炭坑作業員47人が死亡。

5. ウクライナ:2002年7月7日、ドネツク(Donetsk)地方東部にあるウクライナ炭坑の地下で火災が発生し、35人が死亡。

6. ウクライナ:2004年7月19日、ドネツク地方にあるKrasnolimanskaya炭坑の地下でメタンガス爆発が発生、少なくとも34人のウクライナ人炭坑作業員が死亡。

7. ロシア:2006年9月7日、中国・モンゴル国境付近のチタ(Chita)州にある英国所有の近郊で火災が発生、炭坑作業員25人が死亡。

8. ロシア:2007年2月9日に爆発が起きたウリヤノフスカヤ炭坑と同地域にある、Keremevo地方の炭坑で2005年2月9日にメタンガス爆発が発生、少なくとも23人の炭坑作業員が死亡。

9. ポーランド:2006年11月21日、南部シレジア(Silesia)地方のハレンバ(Halemba)炭坑でメタンガス爆発が起き、炭坑作業員23人が死亡。

 写真は19日、事故の起きた炭鉱の付近の道路を閉鎖する警察隊。(c)AFP/YURI YURIEV