【ワシントンD.C./米国 16日 AFP】北半球における2006年12月から2007年2月までの3か月間の平均気温が、1880年の観測開始以来、最も高かったことがわかった。米海洋大気局(NOAA)が15日に明らかにしたもので、この発表により、地球温暖化への懸念がますます高まるとみられる。

 1月の気温が各地で記録的な高さだったことから、3か月間の平均気温は、20世紀全体を通しての平均気温を0.72度上回る結果となった。NOAAはその要因として、エルニーニョ現象と東太平洋の海面温度の上昇を挙げている。

 同期間の海面温度も、観測史上第2位の高さを記録。エルニーニョ現象が猛威をふるった1997年から1998年の海面温度と比較しても、0.06度低いだけだという。

 地球温暖化については、国連(UN)の「気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change、IPCC)」が2月に報告書を発表。人為的要因によるものと考えてほぼ間違いないとの結論を出しており、2100年までに平均地表温度が1.1度から6.4度上昇すると警告している。

写真は、エルニーニョ現象により太平洋上の海面温度が急上昇した様子をとらえた衛星写真(NASA提供、撮影日不明)。(c)AFP