【ジャカルタ/インドネシア 16日 AFP】年末をめどに新たな気象警報システムを導入するインドネシア気象庁は16日、サイクロン警報にジャワ神話の神々の名前を使用する方針を明らかにした。

 日刊紙、メディア・インドネシア(Media Indonesia)は、「南部で発生するサイクロンの全てに警報を発令する。その際に各サイクロンに名前をつける方針」とする、気象庁のSri Woro Harijono氏の談話を伝えた。

 気象庁では、ジャワ神話の大女、「アリムビ(Arimbi)」、賢者「ビマ(Bima)」、悪魔「カキル(Cakil)」など、すでにアルファベット順に10の名前を用意しているという。

 ジャワ神話は、古代インド叙事詩から派生したもの。ジャワ系民族は、約2億2000万のインドネシア人口の約4割を占める。

 インドネシア政府は、世界気象機関(World Meteorological Organization)に対し、「サイクロン警報センター」の11月の設立に向け準備中であるとの報告を済ませたという。

 写真はバリ(Bali)島デンパサール(Denpasar)で2日、海岸に提示された大波警報を示す赤旗。(c)AFP/Sonny TUMBELAKA