ダビンチの「受胎告知」、イタリアから無事到着 - 東京
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【東京 16日 AFP】東京国立博物館で20日から開催される特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ - 天才の実像」に展示される絵画「受胎告知(The Annunciation)」が、16日に無事到着した。
16日に無事、東京国立博物館に到着した同作品を15人の専門家らが1時間かけて、木材と金属を使用した三層の枠箱から慎重に取り出し、壁に設置した。同絵画を所蔵しているフィレンツェ(Florence)のウフィツィ美術館(Uffizi Museum)から同行してきた専門家が、イタリアからの長旅で積もったほこりを落とし、ガラスケースを被せ、人々は安堵(あんど)のため息をついた。
ルネッサンス期に制作されたこの大作をイタリアから持ち出すことについては、ウフィツィ美術館の館長を含むイタリア文化界の関係者からは抗議の声が上がった。同館長によれば、1945年以降はフィレンツェを出たことがない同作品は、とても傷つきやすく輸送に耐えられないのではないかと懸念されていた。
しかしイタリア、日本両国の政府高官らは、今回の輸送における慎重な取り扱いに賛辞を贈っている。「丁寧な取り扱いにとても感激しています。完ぺきな輸送でした。素晴らしく安全だったと思います。」と、マリオ・ボーヴァ(Mario Bova)駐日イタリア大使はAFPの取材に対し答えた。「イタリアだけでなく世界の文化にとって非常に重要なこの絵画が、日本で公開されるために慎重に輸送されてきたのを見て、本当に感動しています」。
旅の間、同作品を保護してきた枠箱には“ブラック・ボックス”も設置され、箱内の温度と湿度を常に監視してきた。
「これ以上はないという完ぺきな輸送でしたよ」とウフィツィ美術館のAntonio Godoli氏は輸送の経過を賞賛した。
今回の展示が決定し、同作品に最適な展示環境となるよう展示場所をデザインする際、地震に対する予防措置も講じたと東京国立博物館は述べている。
天使のガブリエルが処女マリアに、キリストを身ごもることを告げる場面が描かれている縦98センチメートル、横217センチメートルにも及ぶ「受胎告知」や、「モナリザ(Mona Lisa)」で有名なレオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci)をテーマにした今回の展示会は6月17日まで開催される。
写真は16日、「受胎告知」を東京国立博物館に設置する作業員。(c)AFP/Toru YAMANAKA
16日に無事、東京国立博物館に到着した同作品を15人の専門家らが1時間かけて、木材と金属を使用した三層の枠箱から慎重に取り出し、壁に設置した。同絵画を所蔵しているフィレンツェ(Florence)のウフィツィ美術館(Uffizi Museum)から同行してきた専門家が、イタリアからの長旅で積もったほこりを落とし、ガラスケースを被せ、人々は安堵(あんど)のため息をついた。
ルネッサンス期に制作されたこの大作をイタリアから持ち出すことについては、ウフィツィ美術館の館長を含むイタリア文化界の関係者からは抗議の声が上がった。同館長によれば、1945年以降はフィレンツェを出たことがない同作品は、とても傷つきやすく輸送に耐えられないのではないかと懸念されていた。
しかしイタリア、日本両国の政府高官らは、今回の輸送における慎重な取り扱いに賛辞を贈っている。「丁寧な取り扱いにとても感激しています。完ぺきな輸送でした。素晴らしく安全だったと思います。」と、マリオ・ボーヴァ(Mario Bova)駐日イタリア大使はAFPの取材に対し答えた。「イタリアだけでなく世界の文化にとって非常に重要なこの絵画が、日本で公開されるために慎重に輸送されてきたのを見て、本当に感動しています」。
旅の間、同作品を保護してきた枠箱には“ブラック・ボックス”も設置され、箱内の温度と湿度を常に監視してきた。
「これ以上はないという完ぺきな輸送でしたよ」とウフィツィ美術館のAntonio Godoli氏は輸送の経過を賞賛した。
今回の展示が決定し、同作品に最適な展示環境となるよう展示場所をデザインする際、地震に対する予防措置も講じたと東京国立博物館は述べている。
天使のガブリエルが処女マリアに、キリストを身ごもることを告げる場面が描かれている縦98センチメートル、横217センチメートルにも及ぶ「受胎告知」や、「モナリザ(Mona Lisa)」で有名なレオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci)をテーマにした今回の展示会は6月17日まで開催される。
写真は16日、「受胎告知」を東京国立博物館に設置する作業員。(c)AFP/Toru YAMANAKA