米高官がイラク難民問題でシリアを訪問、対シリア政策転換か - シリア
このニュースをシェア
【ダマスカス/シリア 12日 AFP】エレン・サワブリー(Ellen Sauerbrey)米国務次官補(難民問題担当)は11日、米高官としては2年ぶりにシリアを訪問した。翌12日にはイラクの難民問題について同国の高官と協議する。
米国の高級官僚がシリアを訪問するのは、2005年2月のリチャード・アーミテージ(Richard Armitage)国務副長官(当時)以来となる。
米政府側は「国務次官補は、国連人権高等弁務官事務所(UNHCHR)の代表と行動を共にする」とし、2国間協議を目的とした訪問ではないことを強調している。ちなみに、イラク難民は200万人にのぼり、うち60万人以上がシリアに滞在しているとされる。
米国は、2005年2月のラフィク・ハリリ(Rafiq Hariri)レバノン元首相暗殺事件にシリアの関与が強く疑われたため、駐シリア大使を召還。以降は、シリアがレバノンの政情不安を故意に引き起こし、イラクの武装勢力を支援しているとして、同国との高官級接触を凍結してきた。
しかしながら、10日にバグダッドで開催されたイラク安定化国際会議では、サターフィールド(David Satterfield)国務長官上級顧問がシリアのAhmed Arnus副外相と会談。さらに、コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官は前週、次回の同会議には自身と米高官数人も出席する可能性を示唆している。
こうしたことから、米国が対シリア政策を転換しつつあるとの見方が流れている。
写真は11日、シリアの首都ダマスカス(Damascus)に到着したサワブリー国務次官補。(c)AFP/LOUAI BESHARA
米国の高級官僚がシリアを訪問するのは、2005年2月のリチャード・アーミテージ(Richard Armitage)国務副長官(当時)以来となる。
米政府側は「国務次官補は、国連人権高等弁務官事務所(UNHCHR)の代表と行動を共にする」とし、2国間協議を目的とした訪問ではないことを強調している。ちなみに、イラク難民は200万人にのぼり、うち60万人以上がシリアに滞在しているとされる。
米国は、2005年2月のラフィク・ハリリ(Rafiq Hariri)レバノン元首相暗殺事件にシリアの関与が強く疑われたため、駐シリア大使を召還。以降は、シリアがレバノンの政情不安を故意に引き起こし、イラクの武装勢力を支援しているとして、同国との高官級接触を凍結してきた。
しかしながら、10日にバグダッドで開催されたイラク安定化国際会議では、サターフィールド(David Satterfield)国務長官上級顧問がシリアのAhmed Arnus副外相と会談。さらに、コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官は前週、次回の同会議には自身と米高官数人も出席する可能性を示唆している。
こうしたことから、米国が対シリア政策を転換しつつあるとの見方が流れている。
写真は11日、シリアの首都ダマスカス(Damascus)に到着したサワブリー国務次官補。(c)AFP/LOUAI BESHARA