【マイアミ/米国 12日 AFP】2006年のクリスマスに死去した米ソウル・シンガーの大御所、ジェームス・ブラウン(James Brown)の遺体が10日、家族が見守る中、サウスカロライナ州に埋葬された。ブラウンの長年の友人であるアル・シャープトン牧師(Al Sharpton)が明らかにした。

 しかし、シャープトン牧師によれば、今回埋葬された場所は暫定的なもので、最終的な埋葬場所はまだ完成していないという。「ブラウンが安らかに眠れる場所が一日でも早く完成するようにと、彼の子供たちは自ら資金を出し合った」と、同牧師は語った。ブラウンの親族による争いのため、埋葬が遅れているのだが、「ブラウンの子どもたちは裁判の結果を待つよりも、父親がすぐにでも埋葬されることを望んでいる」と同牧師は続けた。

 地元メディアによれば、今回ブラウンの遺体は、娘が住むサウスカロライナ州ビーチアイランド(Beech Island)に埋葬されたという。

 ブラウンは2006年12月25日、肺炎の合併症により73歳で亡くなった。靴磨きから始まり、しばしば法に触れる事件も起こしたブラウンだが、1950年代、ソウル・ミュージシャンとして一躍有名になって以降は、「ソウルのゴッドファザー」として半世紀に渡り活躍し、R&B、ファンク、ディスコ音楽に大きな影響を与え続けてきた。

 写真は、「Seven Decades Of Funk Tour」のプラハ公演の際のブラウン(2006年11月4日撮影)。(c)AFP