【アルジェ/アルジェリア 11日 AFP】アルジェリアでは、局地的な豪雨によりワジ(アラビア半島やアフリカ北部の降雨時にだけ水が流れる川)が氾濫し、過去数日間で6人が死亡している。強風による倒木や塀の倒壊の被害も報告されている。

 死亡したのは10代の女子学生2人と羊の飼育にあたっていた4人。アルジェ(Algiers)南方のDjelfa地方では8日、降水量100ミリ超の豪雨が数時間にわたって降り続け、鉄砲水が発生。6人はこれに飲みこまれた。また、時速120キロの強風に飛ばされた壁や大木、電柱にぶつかり、多数が負傷した。

 アルジェ(Algiers)市内東部では、15年ぶりに発生した川の氾濫により約30世帯が浸水の被害に遭い、救助隊がボートを出動させ住民の救出活動にあたった。

 一方、同国東部の山岳地帯では、降雪により道路が封鎖された。気象予報士によると、11日にはさらに天候が悪化することが予想されている。

 写真は、2001年に発生した鉄砲水により被害を受けたアルジェ市内。この災害では、約700の人命が失われている(2001年11月29日撮影)。(c)AFP