【モンテビデオ/ウルグアイ 11日 AFP】中南米5か国を歴訪中のジョージ・W・ブッシュ(George W.Bush)米大統領は10日、ウルグアイのタバレ・バスケス(Tebare Vazquez)大統領と会談を行い、左派政権が相次いで誕生し、反米感情が高まる南米諸国への親善の意を繰り返し表明した。

 9日にブッシュ大統領を「死に体」と愚弄したベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領のコメントに対しては、「静粛かつ有意義な外交を行っている。我々は中南米の人々の生活状況に注意を向けている。人々の生活状況を向上させる方法は様々あるが、その一つは投資だ」と述べ、チャベス大統領をけん制した。そして、「問題は、我々がどのように建設的な対話を進めていくか、また投資による利益をどのように拡大するかである」と述べている。

 ブッシュ大統領は会談後の記者会見で、新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド、Doha round)停滞理由の一つとなっている農業補助金について削減を示唆。「米製品の市場アクセスが保証される限り、農業補助金削減の用意はある」と述べている。

 写真はモンテビデオ東部180キロに位置するコロニア(Colonia)で、会談を行うバスケス大統領(左側4人目)とブッシュ大統領(右側4人目)。(c)AFP/PRESIDENCIA