米通商代表、ドーハラウンド打開の必要性を主張 - ブラジル
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【サンパウロ/ブラジル 11日 AFP】ブラジルのセルソ・アモリン(Celso Amorim)外相との会談を終えたスーザン・シュワブ(Susan Schwab)米通商代表部代表は10日、2007年前半中に世界貿易機関(WTO)体制において新たな協定締結の緊急性を述べた。
シュワブ代表は、「新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド、Doha round)の現状について、我々は楽観的すぎる。解決すべき課題は山積している」と述べた。
また、「近いうちに「ドーハ疲れ」が生じはじめ、新協定のアウトラインについての合意達成に至る機会を失いかねない」と警告し、「仮に打開策が見いだせなければ、ドーハ・ラウンドの将来が危ぶまれる」と述べた。
アモリン外相は、「我々は新協定の締結に近い位置にいる。2007年前半中に重要な進展を踏まなければならない」と述べた。
ドーハ・ラウンドは2006年7月に中断が決定されている。
写真は共同記者会見を行うシュワブ代表とアモリン外相。(c)AFP/Mauricio LIMA
シュワブ代表は、「新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド、Doha round)の現状について、我々は楽観的すぎる。解決すべき課題は山積している」と述べた。
また、「近いうちに「ドーハ疲れ」が生じはじめ、新協定のアウトラインについての合意達成に至る機会を失いかねない」と警告し、「仮に打開策が見いだせなければ、ドーハ・ラウンドの将来が危ぶまれる」と述べた。
アモリン外相は、「我々は新協定の締結に近い位置にいる。2007年前半中に重要な進展を踏まなければならない」と述べた。
ドーハ・ラウンドは2006年7月に中断が決定されている。
写真は共同記者会見を行うシュワブ代表とアモリン外相。(c)AFP/Mauricio LIMA