イラク安定化会議の議場近くで、複数の爆弾攻撃があり35人死亡 - イラク
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【バグダッド/イラク 10日 AFP】バグダッドで10日、イラク安定化のための国際会議が始まるなか、その議場となっているイラク外務省近くに、3発の迫撃砲が撃ち込まれた。会議の行われている建物には軽微な被害はあったが、負傷者などは報告されていない。
迫撃砲弾の破片の処理にあたったイラク兵によると、迫撃砲は外務省庁舎から50メートルも離れていない地点に着弾したという。この攻撃の際、出席者らは昼食をとりながら会議を継続し、会議は中断することなく予定通りに進められた。報道陣らは会場の周辺で待機していたが、2発目の迫撃砲が撃ち込まれた後、庁舎の中へ駆け込んだ。
また、ほぼ同時刻に、わずか3キロしか離れていない場所で車両爆弾が爆発し、35人が死亡した。車両爆弾はイスラム教スンニ派(Sunni)武装勢力のものと思われ、シーア派教徒の居住地区であるパレスチナ通りのレストラン近くで爆発した。
バグダッドで開催中のイラク安定化のための国際会議には、国連安保理常任理事国や影響力のある中東諸国が参加、イラクを引き裂いている宗派間抗争の沈静化を目指している。
写真は10日、会議が始まる前のヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相(左)。(c)AFP/SABAH ARAR