【ロンドン/英国 9日 AFP】サッカー、イングランド・プレミアリーグのアーセナル（Arsenal）に所属するティエリ・アンリ（Thierry Henry）が、腹筋と股関節の怪我のため2006-07シーズンの残り試合を欠場することが明らかになった。

　ハムストリングの怪我のために7日に行われたPSVアイントホーフェン（PSV Eindhoven）との欧州チャンピオンズリーグ（Champions League）・決勝トーナメント1回戦の第2戦で後半21分から途中出場したアンリは、試合中に腹筋と股関節を痛めた。アンリはリーグ戦はもちろんの事、フランス代表として臨む24日の欧州選手権2008（Euro 2008）・予選、リトアニア戦を欠場することになるが、怪我の回復具合によっては6月に行われるホームでのウクライナ戦、グルジア戦の2試合も欠場する可能性もある。

　アーセナルのアーセン・ベンゲル（Arsene Wenger）監督はアンリの怪我に対しクラブのウェブサイト上で、「アンリは最低でも3ヶ月間欠場する。残念なことに残りのシーズンを欠場することになるが、07-08シーズンの開幕には間に合うと確信している。」と延べ、アンリが来季の開幕には完全な状態でピッチに戻って来ることを願うコメントを出した。

　写真は、PSVアイントホーフェンとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の第1戦で腰に手を当て俯くアンリ（2007年2月20日撮影）。(c)AFP/CARL DE SOUZA