「軍事的手段だけでは解決できない」、駐留米軍司令官 - イラク
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【バグダッド/イラク 8日 AFP】イラク駐留米軍のデービッド・ペトロース(David Petraeus)司令官は8日、バグダッドでの作戦の長期化に言及、同時に軍事的な手段だけでは解決できないと指摘した。
首都バグダッド(Baghdad)の厳重警戒区域、グリーンゾーン(Green Zone)で着任後初となる記者会見を開いた司令官はまた、ゆくゆくはイラク政府が一部の武装勢力と対話をしなければならない局面も出てくるだろうと述べた。
イラクでは今週、9日に行われるイスラム教シーア派(Shiite)の重要な宗教行事「アルバイン(Arbaeen)」に参加するために聖地カルバラ(Karbala)へ向かう巡礼者を狙った自爆テロが多発している。
6日に中部ヒッラ(Hilla)でシーア派巡礼者117人が死亡した自爆テロについて言及したペトロース司令官は、「遺憾の意と戦慄、悲しみを感じた」と発言。テロは、米軍とイラク治安部隊が進めている大規模総統作戦に抵抗する「魂を持たない凶悪犯」の蛮行であると語った。
米イラク両軍は9万人を投入して、首都バグダッド周辺で大規模な武装勢力掃討作戦を前月から展開している。米軍はまた、バグダッドと西部アンバル(Anbar)州の治安対策に、2万1500人規模の増派を決定している。
ただ、ペトロース司令官は、軍に過剰な期待をかけるのは禁物だとくぎを刺し、治安作戦が数か月に及ぶ可能性を指摘した。
「イラクの現状は、軍事的解決が見込めるものではない。軍事行動は治安回復に必要な手段だが、それだけでは不十分だ」。
その上で、ヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)イラク首相に敵対する武装勢力も含め、関係する全ての勢力による政治的対話が「長期的な成功への鍵を握る」と述べた。
写真は8日、バグダッド市内でイラク人少年らと遊ぶ駐留米兵。(c)AFP/ALI YUSSEF
首都バグダッド(Baghdad)の厳重警戒区域、グリーンゾーン(Green Zone)で着任後初となる記者会見を開いた司令官はまた、ゆくゆくはイラク政府が一部の武装勢力と対話をしなければならない局面も出てくるだろうと述べた。
イラクでは今週、9日に行われるイスラム教シーア派(Shiite)の重要な宗教行事「アルバイン(Arbaeen)」に参加するために聖地カルバラ(Karbala)へ向かう巡礼者を狙った自爆テロが多発している。
6日に中部ヒッラ(Hilla)でシーア派巡礼者117人が死亡した自爆テロについて言及したペトロース司令官は、「遺憾の意と戦慄、悲しみを感じた」と発言。テロは、米軍とイラク治安部隊が進めている大規模総統作戦に抵抗する「魂を持たない凶悪犯」の蛮行であると語った。
米イラク両軍は9万人を投入して、首都バグダッド周辺で大規模な武装勢力掃討作戦を前月から展開している。米軍はまた、バグダッドと西部アンバル(Anbar)州の治安対策に、2万1500人規模の増派を決定している。
ただ、ペトロース司令官は、軍に過剰な期待をかけるのは禁物だとくぎを刺し、治安作戦が数か月に及ぶ可能性を指摘した。
「イラクの現状は、軍事的解決が見込めるものではない。軍事行動は治安回復に必要な手段だが、それだけでは不十分だ」。
その上で、ヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)イラク首相に敵対する武装勢力も含め、関係する全ての勢力による政治的対話が「長期的な成功への鍵を握る」と述べた。
写真は8日、バグダッド市内でイラク人少年らと遊ぶ駐留米兵。(c)AFP/ALI YUSSEF