【ロンドン/英国 8日 AFP】問題を抱える歌手のロビー・ウィリアムス(Robbie Williams)が、薬物依存の治療のため先月入所した米国のリハビリ施設から退所したことが7日、広報担当者により発表された。

■アリゾナのクリニックから退所

 アイドルグループ、テイク・ザット(Take That)の元メンバーであるウィリアムスは、彼と一緒にいるために米国に飛んだ、アルコール/ドラッグのカウンセラーを務める母親のジャン(Jan)さんに見守られている、と英国のメディアは報じた。

 「ロビー・ウィリアムスはアリゾナでのクリニック滞在を終え、新居があるロサンゼルスでアフターケア・プログラムを続けています」広報担当者はAFPの取材に対しこう語った。

 同担当者は、ウィリアムスが自身33歳の誕生日の前日に入所した同施設退所の正確な日にちには明らかにしなかった。

 高級ではあるが、徹底した治療を行い、外部との接触やアルコール、砂糖、タバコ、カフェインの摂取を禁じるアリゾナ州のクリニック、Meadowsにウィリアムスは入所したとイブニング・スタンダード(Evening Standard)紙は伝えた。

 しかし、サン(The Sun)紙は、ウィリアムスは同じアリゾナ州のツーソンにあるクリニック、Cottonwoodで治療を受けたと報じている。Cottonwoodでは3人部屋を提供された患者は、朝7時には起こされ、(アルコール、薬物の)解毒やグループセラピー、1対1のカウンセリングが行われるという。

■成功の傍らトラブルを抱えてきたウィリアムス

 ウィリアムスは1995年のテイク・ザット脱退以来、6500万枚のレコード・セールスを記録するなど、世界的な成功を収めてきたが、鬱病やアルコール、薬物問題を格闘し続けてきた。

 昨年ウィリアムスは、ストレスと疲労を理由に「Close Encounters」ツアーのアジア公演をキャンセルしていた。

 ウィリアムスは2006年の英国放送教会(BBC)のドキュメンタリー番組で、自らがどのように躁うつ病を患っているのかを語っている。

 この番組のインタビューの中でウィリアムスは、13カ月間の“しらふ”の状態から、過去の状態に逆戻りすることを恐れたため、抗うつ薬を飲み始めたと言っていた。

 写真はロンドンで行われたチャリティ・コンサート、ライブ・8(Live 8)に出演した際のロビー・ウィリアムス(2005年7月2日撮影)。(c)AFP/PAUL BARKER