【バレンシア/スペイン 6日 AFP】サッカー、欧州チャンピオンズリーグ(Champions League)・決勝トーナメント1回戦、バレンシア(Valencia)vsインテル(Inter Milan)、第2戦。試合はスコアレスドローに終わり、2試合合計スコアを2-2としながらもアウェーゴールでインテルを上回ったバレンシアが準々決勝進出を決めた。

 サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)で行われた第1戦を2-2の引き分けで終えたバレンシアは、ホームのメスタージャ・スタジアム(Mestalla stadium)にインテルを迎えた。

 試合は開始直後から両チームともにサイド攻撃を起点とした攻防を見せ、インテルは前半8分にズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)が約22メートルのミドルシュートを放つもバレンシアのGKサンチアゴ・カニサレス(Santiago Canizares)の好セーブにゴールを阻まれ、バレンシアは直後の前半9分にダビド・ビジャ(David Villa)がダビド・シルバ(David Silva)からのパスを受けてシュートを放つもゴールマウスを捉えきれず、お互いに先制点を挙げることはできなかった。

 さらに前半12分には、バレンシアのルーベン・バラハ(Ruben Baraja)が約18メートルの距離からミドルシュートを放つも、インテルのGKジュリオ・セザール(Julio Cesar)にセーブされてゴールを割ることができず、その後もインテルのエルナン・クレスポ(Hernan Crespo)やバレンシアのフェルナンド・モリエンテス(Fernando Morientes)らが得点を狙うもゴールを決めることはできず、両チーム無得点のまま試合終了のホイッスルを迎えた。

 また、試合終了後には両チームの選手、スタッフがピッチ上で大乱闘を起こし、一時会場が騒然となった。事の発端は、試合後に起きたインテルのニコラス・ブルディッソ(Nicolas Burdisso)とバレンシアのカルロス・マルチェナ(Carlos Marchena)の言い争いから乱闘に発展し、バレンシアのダビド・ナバッロ(David Navarro)がブルディッソに暴力行為を働いたことから一気に両チームの選手達が入り乱れる騒ぎとなった。

 試合後のインタビューに応じたバレンシアのキケ・サンチェス・フローレス(Quique Sanchez Flores)監督は、試合後の乱闘について「私はロッカールームへ向かっていたので、見ていないものまで話す気はない」としながらも、「この乱闘は、ブルディッソがマルチェナを挑発したことによりナバッロが介在した。この試合には多くの混乱があったことは事実だ。緊迫した試合だったということだろう」と語り、乱闘問題を振り返った。

 写真は、両手を突き上げて準々決勝進出を喜ぶバレンシアのロベルト・アジャラ(Roberto Ayala)。(c)AFP/PHILIPPE DESMAZES