【ヒッラ/イラク 7日 AFP】中部ヒッラ(Hilla)で6日、自爆テロ事件が発生し、少なくとも90人が死亡、160人が負傷した。事件当時、現場はイスラム教シーア派(Shiite)の聖地カルバラ(Karbala)へ向かう南部からの巡礼者たちで混雑していた。

 現場付近の病院関係者によると、負傷者のうち50人は重体。死者の8割は若い男性で、残りは女性や子どもだったという。

 警察当局によると、自爆テロの実行犯は2人とみられ、雑踏の中、身につけた爆発物を1メートル間隔で起爆させたという。

 カルバラではシーア派の重要な宗教行事「アルバイン(Arbaeen)」が9日に開催予定。イスラム教スンニ派(Sunni)武装勢力の脅威を感じながら、数千人規模のシーア派信者が国内各地から徒歩やバスでカルバラへ向かっている。

 国内では同日、銃撃事件や爆弾テロが多発し、別途28人以上が死亡している。

 写真は同日、「アルバイン」のためカルバラへ向かう途中、バグダッドの爆弾テロで負傷したシーア派の男性。(c)AFP/WISSAM AL-OKAILI