【東京 6日 AFP】ソフトバンクは6日、同社の不正会計疑惑を指摘した英フィナンシャル・タイムズ紙(Financial Times)の記事とカリヨン証券(CLSA)のアナリストレポートについて、関係者に訂正と損害賠償を求める法的措置に入ることを明らかにした。

 問題となっているカリヨン証券のアナリストレポートは、ソフトバンクの会計処理について、「(不正は)明らかであり、監査が入れば必ず指摘を受けるだろう」としている。 

 これに対しソフトバンクの孫正義社長は、「事実誤認と憶測に基づくもの」として、真っ向から否定していた。

 今回、法的措置を決定したソフトバンクは、「当社が不適切な会計処理を行っているかのような誤解を与え、当社に対する悪意のある極めて悪質なレポートおよび報道であり、市場での当社の信頼を損なうもの」とし、徹底攻勢の構えを示している。

 現時点で、ソフトバンクの決定に対するフィナンシャル・タイムズ紙、カリヨン証券からのコメントは出ていない。

 写真は、都内のホテルで会計報告に臨む孫社長(2007年2月8日撮影)。(c)AFP/KAZUHIRO NOGI