【シドニー/オーストラリア 6日 AFP】豪国営カンタス航空(Qantas)に提示されている買収案について、豪政府は介入しない方針を明らかにした。ピーター・コステロ(Peter Costello)財務相が6日、発表した。

 民間企業コンソーシアムが、88億ドル(約1兆円)で、カンタス航空の買収を申し入れているが、コンソーシアム側は、買収交渉を進めるために必要な諸条件について合意したという。

 コステロ財務相は「両者による法的に実施力のある申し合わせを見て、政府として異論はないと結論した」と述べた。

 写真はカンタス航空の旅客機。(2006年11月28日撮影)(c)AFP/Greg WOOD