イラン大統領訪問、2005年12月以降初 - サウジアラビア
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【リヤド/サウジアラビア 4日 AFP】マフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)イラン大統領は3日、イラクでの宗派間抗争やレバノン問題、イラン核開発問題などを協議するため、サウジアラビアを訪問した。
強硬派として知られるアフマディネジャド大統領は4日、アブドラ・ビン・アブドルアジズ(Abdullah bin Abdul-Aziz)国王との会談を予定している。両首脳の会談は、2005年12月にメッカ(Mecca)で開催されたイスラム諸国会議機構(OIC)首脳会議以来となる。
非アラブ国家イランがイラクへの影響力を強め、シーア派(Shiite)武装勢力を支援しているとの見方が広がってから、中東地域で影響力のある両国は緊張を高めている。
シーア派が多数を占めるイランとスンニ派(Sunni)が多数を占めるサウジアラビアの関係は、レバノン問題をめぐってもセンシティブなものとなった。サウジアラビアは中東における米国の同盟国で、レバノンに多額の経済支援を行っている。欧米諸国が支援するレバノンのスンニ派のフアド・シニオラ(Fuad Siniora)政権とは密接な関係を保ってきた。反シリアの同政権に対し、反対派閣僚の閣議出席拒否やイランが支援するイスラム教シーア派武装組織「ヒズボラ(Hezbollah)」の政治部門による無期限のデモなどが行われ、イラクでの宗派間抗争と並んで、レバノンでもシーア派とスンニ派の宗派間の衝突がおこるとの懸念が広がった。
2006年12月、サウジアラビアのアブドラ国王はアラブ世界の情勢を「爆発寸前の火薬庫」に例え、サウジアラビア政府とイラン政府がレバノンでの緊張を和らげるための共同での取組みを始めた。
産油国でもある両国は、イラクに関する両者の溝を埋めることも模索している。イラクをめぐっては、イラクをイランの影響下に置く下地を作ったとして、一時サウジアラビアが米国を非難し、イラク介入の可能性も示唆したが直後に撤回している。
写真は同日、首都リヤド(Riyadh)到着時にサウジ高官とのあいさつを交わすアフマディネジャド大統領。(c)AFP/HASSAN AMMAR
強硬派として知られるアフマディネジャド大統領は4日、アブドラ・ビン・アブドルアジズ(Abdullah bin Abdul-Aziz)国王との会談を予定している。両首脳の会談は、2005年12月にメッカ(Mecca)で開催されたイスラム諸国会議機構(OIC)首脳会議以来となる。
非アラブ国家イランがイラクへの影響力を強め、シーア派(Shiite)武装勢力を支援しているとの見方が広がってから、中東地域で影響力のある両国は緊張を高めている。
シーア派が多数を占めるイランとスンニ派(Sunni)が多数を占めるサウジアラビアの関係は、レバノン問題をめぐってもセンシティブなものとなった。サウジアラビアは中東における米国の同盟国で、レバノンに多額の経済支援を行っている。欧米諸国が支援するレバノンのスンニ派のフアド・シニオラ(Fuad Siniora)政権とは密接な関係を保ってきた。反シリアの同政権に対し、反対派閣僚の閣議出席拒否やイランが支援するイスラム教シーア派武装組織「ヒズボラ(Hezbollah)」の政治部門による無期限のデモなどが行われ、イラクでの宗派間抗争と並んで、レバノンでもシーア派とスンニ派の宗派間の衝突がおこるとの懸念が広がった。
2006年12月、サウジアラビアのアブドラ国王はアラブ世界の情勢を「爆発寸前の火薬庫」に例え、サウジアラビア政府とイラン政府がレバノンでの緊張を和らげるための共同での取組みを始めた。
産油国でもある両国は、イラクに関する両者の溝を埋めることも模索している。イラクをめぐっては、イラクをイランの影響下に置く下地を作ったとして、一時サウジアラビアが米国を非難し、イラク介入の可能性も示唆したが直後に撤回している。
写真は同日、首都リヤド(Riyadh)到着時にサウジ高官とのあいさつを交わすアフマディネジャド大統領。(c)AFP/HASSAN AMMAR