【ロンドン/英国 3日 AFP】英国放送教会(BBC)が2日、米グーグル(Google)と、その傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ(YouTube)」にBBCのニュースなどのコンテンツのビデオクリップを配信する「画期的な提携」に合意したと発表した。

 BBCは月のべ7000万人に上るユーチューブの閲覧者に、幅広い分野のコンテンツを供給する。

 この提携でBBCは、すでにユーチューブへのコンテンツ配信を決定している米放送局NBCCBS、およびFoxと肩を並べることとなるが、公共性から逸脱した行為であり、インターネットを使った商業活動にあたると非難する声も上がる。

 BBCはユーチューブに用意される3種類のチャンネルでの広告で収入を得る。

 BBCのこの新規事業は、世界中の視聴者にニュースとエンターテインメントを供給する手法となるマルチメディア進出への戦略の一つとなる。

 BBCのMark Thompson会長はこの非独占契約について、「画期的な提携」であると評し、「英国内外で新たな視聴者獲得」につながると述べている。

 「提携は、BBCの番組制作者が作る短いコンテンツの独創的な作品発表の場ともなり、新しい形態の視聴者について学ぶ機会ともなる」と同会長は話し、「BBCが、広範囲の視聴者獲得のために新たな手段を取ることは非常に重要」と、意気込みを語った。

 写真は、PC上に開かれたユーチューブのホームページ。(c)AFP