【マイアミ/米国 3日 AFP】運輸大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は2日、欧州航空機製造大手エアバス(Airbus)の超大型貨物機A380の発注(10機分)を取り消すことを明らかにした。

 A380型貨物機をめぐっては前日1日、エアバスが機体開発の一時停止を発表。UPSの発注取り消しは、これを受けた措置。両者は双方に契約取り消しを認める内容の新契約を前週交わしており、UPSは同契約の定める取り消し通告期間の初日にエアバス側へ今回の決定を伝える方針。

 A380型貨物機の発注企業としては、UPSが残る唯一の企業だった。A380の開発と納期遅延により、エアバスは経営危機に陥り、欧州では同社の経営再建策が政治問題化している。 
 写真は、フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)でUPS貨物機への貨物の搬入作業を行う空港職員(2006年10月20日撮影)。(c)AFP/ROBERTO SCHMIDT