【バグダッド/イラク 2日 AFP】イラク内務省は2日、ディヤラ(Diyala)州バクバ(Baquba)で警察官14人が、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)に拉致されたことを明らかにした。

■警察官らの行方は1日から

 内務省の担当准将によると、14人は休暇で帰省するところを拉致されたとみられ、警察が捜査を開始したという。

 警察官らの家族から帰宅予定日を過ぎても帰宅しないとの連絡がディヤラ警察署にあり、事件が判明した。警察官らの行方は1日からわかっていない。

 バグダッド北方のバクバはスンニ派が多数を占める都市で、シーア派主導のイラク治安部隊とスンニ派武装勢力との戦闘が頻発している。


■誘拐されたのは、14人か、18人か?

 一方、内務省発表に先立ち、アルカイダの支援を受けるイラクのスンニ派武装勢力連合が、拉致したとする「内務省職員」18人の写真をインターネット上で公開した。警察官の制服を着た者も含まれている。

 ネット上の声明によると、警察官らの拉致はバグダッドでスンニ派女性がイラク警察官に暴行されたことへの報復だと言う。

 さらに声明は「蛮行に関与した警官は我々の手中にある」と述べ、内務省内に拘束されているスンニ派の解放を要求。「24時間以内にこの要求に従わない場合には、拉致警官らを殺害する」と警告している。

 一方、拉致された警察官数が「14人」と発表されたことについて、准将は「休暇中の警察官が100人もいて、何人が無事で何人が行方不明かなど正確に把握できない。家族から行方不明との連絡があったのが14人だったということだ」と釈明した。

 写真は2日、インターネット上で公開されたアルカイダ系スンニ派武装勢力に拉致された18人。(c)AFP/DSK

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