【ローマ/イタリア 1日 AFP】シチリア(Sicily)島北部のストロンボリ(Stromboli)火山の活動は「通常通り」の範囲であり、懸念すべき状況にはないもよう。民間警備隊が2月28日に語った。

 記者会見で担当者は「状況は落ち着いており、山腹に最大500メートルの裂け目が3つできているおかげで、溶岩が海に流れ出している」と発表した。

 同席したNational Institute of Geophysics and Volcanologyの責任者は、「一見すると、状況は非常に安定しているように見られるが、より明確な判断を下すためには引き続き見守る必要がある」と語った。

 写真は同日、ストロンボリ火山の山腹を流れる溶岩。(c)AFP/MARIO LAPORTA