【アンマン/ヨルダン 27日 AFP】体調不良を訴え、25日からヨルダンで検査を受けていたジャラル・タラバニ(Jalal Talabani)イラク大統領(74)が、数日間入院することとなった。大統領の主治医、Ayad Jar Hishmat氏が27日に明らかにした。同大統領は極度の疲労と脱水症状を起こしているという。

 Hishmat氏はアンマン(Amman)で記者会見に臨み、大統領の健康状態は「良好」と語り、治療に当たっている医療チームの話として、「用心のため、あと数日病院で様子を見たい。大統領は脱水状態に陥っているが、心配する程のものではない」とするコメントを発表した。

 タラバニ大統領は25日に体調不良を訴え、イラク北部スレイマニヤ(Sulaimaniyah)の自宅からヨルダンの首都アンマンに移送され、フセイン国王医療センターで検査を受けている。

 写真はアンマンで26日、記者会見に臨むHishmat氏(左)。(c)AFP