【ロサンゼルス/米国 25日 AFP】ロサンゼルスで25日、第79回アカデミー賞(The 79th Academy Awards)授賞式が開催された。助演女優賞はジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)が「ドリームガールズ(Dreamgirls)」で受賞した。

 テレビ出演を果たしてからわずか2年、ハドソンはオスカーを手にすることとなった。

 25歳のハドソンは「ドリームガールズ」で歌手のエフィー・メロディ・ホワイト(Effie Melody White)を熱演した。

 ハドソンは3年前、米国の人気テレビ番組「アメリカン・アイドル(American Idol)」で勝ち抜き、デビューのチャンスを得た。

 その素晴らしい歌声で厳しいジャッジたちを感動させたものの、最終選考ではファンタジア・バリノ(Fantasia Barrino)に破れた。

 優勝は逃したものの、その後、ハドソンは力強い歌声で注目を浴びることとなる。「ドリームガールズ」のオーディションでは、ファンタジア・バリノを押しのけ、エフィー役を獲得した。


 同作品を手掛けたビル・コンドン(Bill Condon)監督は、役者としての経験は浅いものの、ハドソンには素晴らしい才能があると信じていた。そして今回、見事に期待に応え、歌姫としての才能を十分に発揮した。

 「ビルがこう言ったのよ、“君はベテランなんだ。これじゃあいい人すぎるよ”って。それから私は“でもこれが私なのよ。私は礼儀正しくて、育ちの良い子なのよ”と答えたの。そしたら監督は、“言い訳するのはやめるんだ。突き進め、怒りをぶちまけるんだ、何か物を投げつけても良いんだ!この感情を表さないとだめなんだ。激怒するんだ”と言ったの。彼は、リハーサル中に私が他の人たちに尊大な態度をとるように命じたの。エフィーの存在感を見せつけるには必要だったのよ。でもそれが出来るようになってからは、演じることが楽しくなったわ」。

 ジェニファー・ホリデイの「And I Am Telling you I’m Not Going」を熱唱したラストシーンでは、映画館の観客がスタンディング・オベーションで作品を絶賛したという。

ハドソンはこの作品で、他にもゴールデン・グローブ(Golden Globe Awards)賞や米国俳優協会賞(Screen Actors Guild Awards)を受賞している。

 写真は受賞トロフィーを手にしたハドソン。(c)AFP/Robyn BECK

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