【ビヤガマ/スリランカ 25日 AFP】スリランカの産業都市、ビヤガマ(Bigayama)では、セクシーで付け心地のよいブラジャーをデザインし女性を幸せにする「設計者」たちが活躍している。

 Ranil Vitaranaさんは、ヴィクトリアズシークレット(Victoria’s Secret)やマークス・アンド・スペンサー(Marks and Spencer)、トリンプ(Triumph)といった世界的なブランドのデザインを担当する設計者の一人。スリランカにはVitaranaさんのような技術者が数百人おり、世界の下着の発信地としてスリランカを活気づかせている。

 「完璧なブラジャーとは、カップのサイズがぴったりしているものです」とVitaranaさんは言う。同氏が技術責任者を務めるスリランカ最大手の衣料品メーカー「MAS Holdings」は、米国や欧州に数百万の商品を出荷している。

 紅茶や35年続いている民族対立で知られるスリランカは、そのイメージを変える努力をしている。民間企業は中国やベトナムとの競争で生き残るため、下着の市場に重点的な投資する。

 「スリランカを、最も細かいデザインにこだわった下着生産の中心地として有名にしたい」とJoint Apparel Association Forum(JAAF)のAjith Dias理事長は述べた。

 スリランカの主要産業である衣料産業の2006年の売り上げは29億ドル(約3510億円)で、同国の総輸出の50%を占めた。また、衣料産業に従事するスリランカ人は約100万人にのぼる。

 写真は19日、ブラジャーに使用されるカップを縫う作業員。(c)AFP/Lakruwan WANNIARACHCHI